こんにちは、Aki です。
今回はタイトルにもあるとおり、日本では外国人の子どもが無償で公立小中学校に通えることについて覚え書きとしてまとめてみます。
市民権、または永住権をもたない外国人はオーストラリアの公立学校には無償では通えません。なので、日本ではそれが無償だと知って驚きました!
私が知らなすぎなだけかもしれませんが、雑学として興味があるかた、オーストラリアで外国人の子どもが公立学校に払う学費はいくらくらい?、、というのを知りたいかたは、目を通してみてください。
- オーストラリアの公立幼稚園から高校で教師のアシスタント経験をもつ
- オーストラリアで現役公立幼稚園、小学校の教師のアシスタント
- 英語、日本語、中国語のトリリンガル育児で娘を育てる
特技:リサーチ力、計画を立てること、子どもに好かれる
いろいろな国の文化や、ことばのバッググラウンドをもつ生徒たちや、教師たちとのなかで、日々”ことば”がもつパワーを感じて生活しています。
外国人でも日本人と同じく無償で日本の義務教育をうけられる!
日本の文部科学省発行の”外国人のための就学ガイド”によると、
外国人の子供も、公立の小学校・中学校への
入学を希望する場合は、日本人児童生徒 と
同様に無償で受け入れており、日本人と 同
一の教育を受ける機会を保障しています。
文部科学省”外国人のための就学ガイド”
日本人と同じく義務教育をうけられることにくわえて、教科書も無償配布。
ここまで知ったところでも驚いたのですが、次でさらに驚きました!
●就学援助について
経済的理由により、小学校・中学校への就学
が難しいと、市町村の教育委員会から認めら
れた場合、学用品の購入費や給食費への援助
を受けることができます。
文部科学省”外国人のための就学ガイド”
ずいぶんと手厚い援助だとおもったのは私だけですか?!
オーストラリアでは?
最初にもふれたとおり、オーストラリアでは、市民権、永住権をもっていない外国人の子どもにたいして、義務教育期間だとしても、学費は無償ではありません。
以前の過去記事でも紹介したことがありましたが、
参考として、2020/2021年のニューサウスウェールズ州の temporary resident studentの1年間の公立校の学費は下記の通りです。
- 小学校 ー 5600ドル ( 1ドル85円換算で476,000円 )
- 中学校 ー 5600ドル ( 1ドル85円換算で476,000円 )
- 高校 ー 6400ドル ( 1ドル85円換算で544,000円 )
参考:Australian public schools-who pays who does not?|SABLE INTERNATIONAL
上記は1ドル85円換算ですが、2022年9月20日現在、1ドル96円となっているので、
小中で53万円超、高校で61万円超となります。
まとめ
今回は、日本では外国人の子どもが無償で公立小中学校に通えることについて覚え書きとしてまとめてみました。
オーストラリアで*外国人が支払う公立学校費用をみると、どれだけ日本が外国人にたいして手厚く教育を提供しているかがうかがえたのではないでしょうか。(*市民権、永住権をもたない外国人)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。