こんにちは Akiです。
今春、日本では中学2年生になる娘が最後に体験入学をさせていただいたのは、娘が小学4年生の頃でした。
>>>【日本へ一時帰国:体験入学③】私たちの実体験、体験入学の前後~終えるまで
それからコロナ禍になり、海外の行き来が難しくなりました。
航空券の価格も驚くほどの高騰期がつづきました。。。
ですが、明けない夜はありません!
長いコロナ禍の生活から、日本でも徐々に平常の生活にシフトしていくのが感じられますね。
そして、いよいよ娘にとっては3年ぶりの日本への一時帰国が決まりました!
ずっと”日本に行きたい!”といっていた娘が、最近、”中学校に行ってみたい!”と口にしていました。
小学校の最初の体験入学が決まる前年には、小学校に娘と一緒に訪問しましたが、今回はそれもかないません。
なぜなら、
滞在期間が2週間半と短いのと、日本の春休み直前ということで、登校できる日数が数日しかないという状況です。
かなりのダメ元ではありましたが、実際に中学校体験入学の受け入れまでのながれと、小学校のときとは違った準備があったので、まとめてみたいとおもいます。
- オーストラリアの公立幼稚園から高校で教師のアシスタント経験をもつ
- オーストラリアで現役公立幼稚園、小学校の教師のアシスタント
- 英語、日本語、中国語のトリリンガル育児で娘を育てる
特技:リサーチ力、計画を立てること、子どもに好かれる
いろいろな国の文化や、ことばのバッググラウンドをもつ生徒たちや、教師たちとのなかで、日々”ことば”がもつパワーを感じて生活しています。
中学校体験入学受け入れまでのながれ
まず、一時帰国の航空券を購入したのも異例の出発1か月半前ということで、航空券を購入後、すぐに滞在先の教育委員会に中学校体験入学の件について、Eメールで問い合わせしました。
その際に知らせたこと:
- 以前、体験入学をさせていただいた小学校の名前と、その時の学年
- 現在の日本語レベル
- 校区内に入る中学校の名前
教育委員会からの返答で、”ご希望の中学校にあらかじめ、期間等をお伝えください。”とのことでしたので、直接電話連絡をしました。
教育委員会からの返答には、”希望の中学校がお決まりでしたら、教育委員会より情報提供として、お子様の体験入学の件をあらかじめお話しておきます。”ともありました。
体験入学のことで電話対応してくださったのは、教頭先生でしたが、教育委員会からの連絡で、すでに情報提供済みだったので、話がスムーズでした!
電話で確認されたこと:
- 小学校での体験入学があったことの確認(私が教育委員会に伝えた情報の再確認)
- 登校予定期間
- 初日の登校時間、下校時間など
- 上靴、制服、持ちものに関すること
- 連絡先の電話番号(日本滞在先の電話番号)
- 給食費は別途かかること
- 日本へ出発前最後の金曜日に電話で最終確認事項をうけること
日本到着の次の日から学校に初登校させてもらえることになったので、出発前最後の金曜日に最終確認をうけることになりました。
平常授業があるのは3日間で、4日目は修了式とのことでしたが、修了式の参加もさせていただけることになり、登校日は4日間となりました。
初めに教頭先生と電話で話したとき :
- 登校可能期間が短く、学校の忙しい時期に重なることへのお詫び
- 娘が体験入学につよい意欲を持っていること
- 1日でも、1時間でも体験入学をさせてもらいたいこと など
お詫びと熱意を最初に伝えました。
体験入学の場合、期間が短すぎると受け付けてもらえないとか、学校行事があると断られるケースもあると聞いていたので、修了式にまで参加させてもらえるとは思っていませんでした。
一時帰国前の準備
制服
制服が小学校のときと大きく違った点でした。
娘が通わせていただいた日本の小学校では私服登校でしたが、中学校では制服があります。
教頭先生には、期間も短いことなので、オーストラリア現地の学校制服か、なければ学校生活に支障をきたさない私服でもよいとのことで、ジャージ登校の日もあるとのことでしたが。。。
娘の通う現地校では、スコートと半袖ワンピースが主流ですが、丈が短いです。少しかがんだらパンツが見えるくらい短いです。
日本の多くの学校でスカートの校則丈があるとおもいますが、現地校のスカート丈はかなりの校則破りになりますし、修了式で生徒全員が制服で出席している中、現地校の制服または私服、、、というのは目立ちすぎますよね。
そもそも、現地校ではジャージというものもありませんし、体育では、半袖と短パンが主流です。
以前、帰省中に知った”中学、高校の不要になった制服を必要なかたにリユースしてもらう事業”というのがあるのを思い出しました!
電話で問い合わせてみることにしました。
本来は学生証、保険証の提示が必要とのことでしたが、事情をくんでいただき、制服、ジャージを無償でゆずっていただけることになりました。その日のうちに実家の父が受け取りに行ってくれました。
セーラー服にあこがれていた娘は、実家の父から送られてきた制服の写真を見て、飛びはねて喜んでいました。
制服さがしのコツ:
- 日本滞在先に学校の制服を取り扱うリユース団体はありませんか?
- 友人や知人の方に不要な制服を譲っていただけるかたはいませんか?
- コミュニティーペーパーや地方紙の”お譲りします”などのコーナー
- 地域のリサイクルショップで制服を取り扱っているコーナーはありませんか?
上記のほか、学校、教育委員会などへ寄付されている地域もあるようです。
上靴
体育館の床などに靴底の色がつかないように、靴底が白か、生ゴムの上靴、かつ靴色が白色が必要だったので、Amazonで購入して実家に送付しておきました。
日本製、丈夫で軽量ということで、体験入学終了後に持ち帰って、現地の通学用にしてもよいかなと思っています。
その他
滞在期間も短いということで、授業で使用する教科書のページは、プリントとして配布していただけることになりました。
カバンは現地の学校で使っているバックパックで通わせる予定です。
体験入学予定の中学校の校則を娘と一緒に確認:
- 髪型に関すること(前髪の長さ、ヘアカラーや整髪料は禁止されていることなど)
- 制服に関すること(スカートの丈や靴下、ストッキングの色など)
- ピアスやネックレスなどのアクセサリー禁止
- 爪の長さ、マニキュア禁止など
まとめ
今回は中学校体験入学の受け入れまでのながれと、小学校のときとは違った準備をまとめてみました。
滞在予定期間が短く、春休み直前という時期だったので、ダメ元の体験入学申し込みでした。
初めに教育委員会にEメールで問い合わせたことで、
教育委員会➡中学校に情報提供があり、実際に私が中学校の教頭先生と電話で話したときにスムーズでした。
電話の最初に、忙しい時期に重なってしまうことのお詫びと、娘本人が
体験入学に強い意欲があることなど、熱意もつたえました。
体験入学に必要なものは、
滞在予定先の実家などに、ネットショップ等で購入して送付しておくのもおすすめです。
制服等をそろえる必要がある場合は、
・学校制服を取り扱うリユース団体
・友人や知人の方に不要な制服を譲ってもらう
・コミュニティーペーパーや地方紙の”お譲りします”などのコーナー
・地域のリサイクルショップで制服を取り扱っているコーナー
・学校、教育委員会などへ寄付されている制服の有無
などを確認してみるのもよいでしょう。
日本の学校の校則は、海外の学校よりも厳しいです。(少なくともオーストラリアの学校より厳しいです。)
お子さんと一緒に確認することで、心がまえもできますし、あらかじめ準備の必要があれば対処できるでしょう。
体験入学前に娘が髪を派手に染めなくてよかったです。
体験入学は、期間が短かかったり、行事が重なる時期などは、断られることがあると耳にしたことがありますが、
実質4日間だけしか登校日がないと事前にわかっていても、受け入れてもらうことができました。
私たちのケースが誰かの参考になるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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