こんにちは Aki です。
娘が待ちに待った中学校体験入学。いっぱい楽しんでかえってきました!
今回はその実体験をまとめてみます。
小学校のときと同様?!ハプニングもありましたが、それも含めてよい体験になりました。
中学校体験入学が決まるまでの経緯と準備について読んでみたい方は、下のリンクからどうぞ。
>>>【日本へ一時帰国:中学校体験入学①】体験入学が決まるまで~帰国までの準備
小学校体験入学のときとの違いも感じました。
あわせて、今回の滞在期間に大変だったこともまとめてみました。
これから中学校体験入学を検討されている方、中学校体験入学の様子が知りたい方の参考にしていただけたら嬉しいです。
- オーストラリアの公立幼稚園から高校で教師のアシスタント経験をもつ
- オーストラリアで現役公立幼稚園、小学校の教師のアシスタント
- 英語、日本語、中国語のトリリンガル育児で娘を育てる
特技:リサーチ力、計画を立てること、子どもに好かれる
いろいろな国の文化や、ことばのバッググラウンドをもつ生徒たちや、教師たちとのなかで、日々”ことば”がもつパワーを感じて生活しています。
体験入学(中学1年生)
本来であれば、初めて通う学校には、日本に到着後、学校訪問させていただいて、必要事項の確認や校内見学などさせてもらうのが理想ですが。。。
今回は滞在期間が短く、祭日をはさんで修了式があるなかで、実質4日間の体験入学。
日本到着の次の日から初登校。。。という半ば強行なスケジュールになりました。
1 日本へ出発前、最後の連絡
体験入学させていただく予定の中学校に、日本へ出発前の最後の平日に電話で最終確認をしました。
- 登校初日の登校時間再確認
- 時間割/持ち物確認
- ジャージ登校日と制服登校日の確認
コロナ禍からの移行期間ではあったものの、娘が登校させていただく2023年3月いっぱいまでマスク登校ということでした。4月からは自己判断になるということでした。
2 登校初日・朝
あろうことか、前日の飛行機の移動で疲れてしまい親子ともに寝坊?!
実家の父が車で学校まで送ってくれることになり、何とか遅刻は免れましたが。。。
その後、ハプニングにつながるとは、その時の私の頭にはありませんでした。
校長先生と担任の先生に娘の生い立ちを聞かれ、その流れで娘が3か国語で話すことが話題にあがる。
教室での自己紹介は3か国語でお願いします。
、、、と担任にいわれる
朝の職員会議の初めに、全職員への紹介があり、娘が自己紹介をし挨拶。
職員会議が終わるまで、校長室で待機。
職員会議後に娘が担任と教室へ。私はそのまま職員玄関から家に帰りました。
3 登校初日・午後(ハプニング!!)
下校時刻になり、担任から電話が。。。。
娘さんが、家までの帰り方がわからないと言っていますが。。。
申し訳ありません。すぐに迎えに行きますので!!
登校初日の朝、寝坊して私の父の車で学校に向かったので、土地勘がついていない娘にはまだわからなかったのです。。。
私が急いで父の車で迎えに行くと、生徒玄関の外で娘が待っていて、担任もそばにいてくれました。
小学校最後に体験入学したときに同じクラスだった女の子が ”一緒に帰ろうか?” と聞いてくれていました。
担任に平謝りに謝って娘と家に帰りました。
みなさんはこんなことにならぬよう、気を付けてください。
学年レク
バスケットボール、ドッジボール、リレー、大縄跳びがあったそうです。
娘はドッジボールに参加させてもらいました。
娘曰く。。。
バスケットボールやリレーを選ばなくて本当によかった。。。と。
娘の見解:
- オーストラリアの体育の時間にやるバスケットボールのレベルじゃなかった!
- リレーは走ってた人たちが早すぎて、靴が飛んできた!
- 大縄跳びはやったことがなかったし、皆の記録の邪魔になりたくなかったから見学!
オーストラリアではなかなか見る機会がない大縄跳びを間近で見ることができたり、感動の体験ができてなによりでした。
お友だちとの放課後
登校2日目の放課後、同じクラスの女の子に電話番号をもらったと。。。
LINEでつなげてメッセージのやり取りをして、電話で話して。。。
お母さん、友だちと散歩してくるね。
待ち合わせ場所を私も一緒に確認しました。
通学路にある公園だったので、娘もすぐにわかりました。
娘が小学生のときに体験入学させていただいたとき、放課後に娘がお友だちとでかけることがあったので、今回娘がお友だちとでかけることに抵抗はなかったです。
中学生が散歩、、、って微笑ましいですけど、”散歩”は娘の表現で、お友だちは”遊びにいこう”と言ってたそうです。
距離的には長い距離を歩いたようで、”散歩”もあながち間違ってなかったみたい 笑
SPY×FAMILY(スパイファミリー)がお互い好きで、その話をしたとか。
アニメは世界共通ですね。
大掃除
皆がやりたがっていた理科室の掃除を担任に頼まれたそうです。
皆がやりたがってた理由は、理科室の掃除が1番簡単だから、、、だそうです笑
棚拭き
モップ拭き
雑巾かけ など
をしました。
修了式
体育館で全校生徒が集まっての修了式。
コロナ禍になってから、初めての全校生徒合同の修了式だったそうです。
小学校体験入学との違い
現地校の課題・提出物
実は今回の日本滞在、現地校のターム期間でした。Week 8 ~ 10まで。
English Assessment 、French Assignment 、Digital Technology Test 、各教科Homework は直接成績にかかわるので、日本滞在中も取り組んで、締め切りまでにパソコンでそれぞれの教科担任に提出していました。
不幸中の幸いは、日本の学校が学期末で、宿題がでなかったこと。
小学校の体験入学時は、現地の学校がターム中であっても、さほどしわ寄せは感じませんでしたし、現地の小学校の提出物を、体験入学時にかけもちすることもなかったです。
親の来校が1日きり
これは学校にもよると思いますが、娘が小学校の体験入学時には、
- 体験入学前に(初回のみ)
- 体験入学初日に
- 学校の行事に
- 最終日にかかった費用の清算に
など、体験入学のたびに3,4回は学校に出向くことがありました。
ですが、今回の中学校での体験入学では、ハプニングで初日の帰り時刻、学校に娘を迎えに行くことになりましたが、その初日のみになりました。
給食費は1食304円 ( 2023年3月時点 ) の4日分を封筒にいれ、娘が直接担任に手渡し。
それ以外にかかった費用はありませんでした。
敬語をつかう場面のみきわめ
娘が体験入学中に気がついて、まよったことがあると。
それは、敬語をつかう場面のみきわめだったそうです。
例:教室でプリントを前の列から後ろにわたし合う場面。
前列の生徒からプリントをもらった生徒は”ありがとうございます”と敬語なのに、、、
担任の先生とはカジュアルなことば使い?!
目上の人には敬語を使う
、、、というばくぜんとしたルールを娘の中にいだいていたので、
生徒同士が敬語で、先生にはカジュアルなことば使いという生徒をみた娘は、敬語をつかう場面がわからなくなったそうです。
娘がそのことをほかの生徒にきくと、
○○ちゃんは気にしなくて大丈夫よ!みんなわかってるから。
、、、といわれたそうです。
生徒間同士のかけひきのような、敬語のかけあいであったり、そういったニュアンスが
娘にとって理解がむずかしかったようです。
今回の滞在期間で大変だったこと
風邪をひかせてしまう
- 飛行機での移動の疲れもぬけずして、すぐに体験入学になってしまったこと
- 季節が真逆のオーストラリアとの気温の変化
- 隣の席に、のちに風邪で休んだ生徒がいた
上記のことから、
体験入学終了後に風邪をひかせてしまいました。
娘が体調を崩してから、家族で行く予定だった温泉にも行けなくなってしまいました。
- ゆとりのある予定をこころがける
- じゅうぶんな休養をとる など
が、いかに大切なことか、改めて感じ反省しました
不幸中の幸いはコロナ感染ではなかったこと。
まとめ
今回は【日本へ一時帰国:中学校体験入学②】私たちの実体験・小学校体験入学との違いとは!?、、、ということで、実際に娘が中学校の体験入学で体験したことをまとめてみました。
日本の滞在期間が短かったことと、春休み直前だったこともあり、
日本到着の次の日が体験入学初日、、、という強行なよていにしてしまいました。
それにより、土地勘のついていない娘が、家に帰る道がわからない。。。という大失態。
担任にも迷惑をかけてしまいました。
小学校のときは、まだ娘が小さかったので、最善の注意をはらいましたが、
娘が中学生になり、オーストラリアでも登下校が娘自身で行われていたので、私の気がゆるんでいました。。。
体験入学させていただいた中学校は、コロナ以前に何度か娘と歩いたり、車で通ることも多々あったので、
わかっているだろう。。。と過信していました。
滞在中、大変だったこと:
- 体験入学終了後に風邪をひかせてしまった
滞在期間が短いなかで、娘に無理をさせてしまったことは反省です。
小学生の体験入学時との違い①:
- 現地校の課題・提出物と体験入学のかけもち
現地校がホリデー中であれば、今回のような現地校の提出物と体験入学のかけもちにはならなかったのですが。。。
現地校が学期中の一時帰国はむずかしいかもしれないと再認識。
小学生の体験入学時との違い②:
- 中学校への親の来校は1日のみ。小学校のときの方が3~4日と多かった。
給食費は娘に持たせて、担任に渡してもらうことで完了。
今回の体験入学で体験できたこと:
- 学年レク
- お友だちとの放課後
- 大掃除
- 修了式
学年レクでは大縄跳びをクラス対抗でおこない、娘は見学に徹しましたが、現地校ではみられない光景を間近でみられた感動は大きかったようです。バスケやリレーにしても、レベルの高さにおどろきが大きかったようです!
お友だちとのLINEのやり取りも、日本語でがんばっていたのが微笑ましかったです。
オーストラリアでは体験できない大掃除と修了式。日本の文化を肌で感じられたのもおおきな収穫でした。いろいろハプニングもありましたが、それを含めとても良い体験を親子で体験させていただき感謝しています。日本でのコロナ感染における対応も、諸外国とおなじ対応に徐々にいこうしているように感じました。
日本で中学校へ体験入学を検討されているかたの
参考になるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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