こんにちは、Aki です。
今年(2025年)、オーストラリアで生まれ育った私の娘は、日本の義務教育期間さいごの中学3年生として、体験入学をさせていただきました。
実のところ、中学1年、2年のときと同じように、学校に通える日数が短いことがわかっていたので、

今回ばかりは体験入学を遠慮しても。。。
とおもっていたのですが、、、



お母さん、私、体験入学はできることになった?
と、なんども聞かれることになり。。。
娘の熱意をムダにしたくはないので、体験入学を再度させてもらえるよう中学校に問い合わせました。
いままでに体験入学は小学校、中学校とさせていただいたのですが、
今回はまた初めてのことで驚くこともありました。
くわえて、多感なじきでもあり、受験シーズンさなかの生徒たちとのあたたかな交流秘話もありました。



今回は体験入学が決まるまでのながれや、体験入学をとおして親子で気がついたこと、娘と生徒たちの交流秘話などをまとめてみます。
中学校へ体験入学を検討されているかたの参考になるといいとおもいます。


- オーストラリアの公立幼稚園から高校で教師のアシスタント経験をもつ
- オーストラリアで現役公立幼稚園、小学校の教師のアシスタント
- 英語、日本語、中国語のトリリンガル育児で娘を育てる
特技:リサーチ力、計画を立てること、子どもに好かれる
いろいろな国の文化や、ことばのバッググラウンドをもつ生徒たちや、教師たちとのなかで、日々”ことば”がもつパワーを感じて生活しています。
体験入学が決まるまで(中学3年生)
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1.中学校への連絡
今回は一時帰国する予定が4か月まえから決まりました。
中学校に体験入学のことを問い合わせたのは帰国の1か月ほど前でした。
中学1年生、2年生のときにも体験入学させていただいた学校でしたので、直接学校に電話で問い合わせしました。
でも、驚いたことに、



教頭先生が変わっていました。これで3度目!
新任の教頭先生曰く。。。
”体験入学の件は把握しておらず、お時間をいただきたい。”、、、と。
約束した1週間後に、電話連絡させていただき、体験入学の受け入れをしていただけるとのことでした。
後でわかったことには、校長先生も変わっていました!



体験入学は校長先生の采配によるものだといぜんから見聞きしていたので、受け入れてもらえて本当によかったです。
2.連絡事項
- 登校日の確認
- 初日の登校時間
- もちもの
- 服装
- 給食費(1食304円‐2025年1月現在)
今回は日本の冬休み明けから学校に通わせてもらうことになりました。
学校側は娘が始業式に参加することも問題ないということでした。
登校日をいままでとはちがう形にしてもらいました。
家族との行事があったので、週3日登校を2週間で計6日間。



詳しいもちもの、制服のことについては過去記事をさんこうにしてください。
>>>【日本へ一時帰国:中学校体験入学①】体験入学が決まるまで~帰国までの準備 | ことば生活


親子で気がついたこと


道徳の時間



日本の教育を受けた私自身でも、娘に言われて改めて気がつくことがありました。
それは、日本では道徳が一つの授業としておこなわれていること。
オーストラリアの学校では、道徳が授業科目としておこなわれることはないですし、
オーストラリアの学校で道徳の話にふれるのは、全校集会などで、数分程度教師が話すか、話さないか。。。
もちろん、オーストラリアの学校にもきまりはありますし、授業中や休み時間に正しいこと、間違ったことを生徒にその都度話すことはあります。
ですが、日本のように毎週、授業の1コマとして、道徳の授業がもうけられているということはありません。
日本人のよい国民性は、一貫した道徳教育にあると改めて気がつかされました。
体験入学は相互の生徒にとって利益があること
体験入学をさせていただく側は、日本の文化に肌でふれることができ、いきた日本語習得や、同じ世代の生徒たちから学ぶこともおおきいです。
ですが、



体験入学をさせていただく側だけが、一方的に利益をうけることではないということも改めて感じました。
娘とおなじクラスの生徒が、
”オーストラリアの学校と日本の学校のちがいはどんなところ?”
”時差はあるの?”
”えー!今、向こうは夏休み中なの?
”いつか行ってみたいなあ!”
など、海外に目をむけ、関心をもつことにもつながったようです。
また、それ以外にも、生徒たちが娘に、
”これは英語でなんていうの?”
”この英文であっているかな?”
など、英語の質問をしてきたそうです。
今回は英語授業のなかで、娘が教室の各グループにまじって、わからない英文や添削などヘルプすることもあったそうです。
その他、
”中国語の名前はあるの?どういう名前なの?”
”これって中国語ではどういうの?”
など、外国語に興味をもつというきっかけにもなるようです。



私も昔、イギリスに留学中の日本人の女の子と偶然電車でとなりの席になりました。その子にイギリスの話をおしえてもらい、わくわくしたことを忘れもしません。その出来事がなければ、私は海外で生活したいという夢をかなえられていなかったかもしれません。
海外で生活している人とのかかわりあいは、海外に関心をもち、外国語に興味をもつきっかけになることは大きいと改めて気がつかされました。
交流秘話


今回はちょうど受験シーズン中の体験入学。
内心、生徒たちの受験準備の邪魔にならないか心配でした。
ですが、



娘から学校での話をきき安心しました。
娘のクラスには英語に力をいれた高校に進学したいという生徒がいて、英語面接の練習中だったそうです。
娘はその生徒の面接練習をサポートすることができました。
すでに面接のクライテリアがあり、それにそった回答例など、娘が英文でまとめてあげたそうです。
短い計6日間の体験入学の最終日、娘は教室の皆に感謝のことば、受験の成功とお別れのことばをつたえたそうです。
何人かの生徒は泣いていて、帰りには生徒玄関まで担任の先生も見送りにきてくれたと。



充実した時間をお互いに送ることができて、本当にうれしくおもいました。
まとめ
今回は、中学校体験入学の第3弾。
体験入学が決まるまでのことでは、



教頭先生が過去3年で毎年変わっていたのがおどろきました!
娘が中1のときの教頭先生は、娘が中2のときに任期満了で転勤になったようですが、
娘が中2のときに赴任された教頭先生は翌年に定年退職。
、、、というわけで、場合によっては体験入学さきの教頭先生が毎年変わるということもあります。
体験入学の問い合わせは、娘が小学生のときも含め、教頭先生との*電話のやり取りでした。
*小学校の1番最初だけ、前年に学校訪問したことから、教頭先生とEメールでのやりとりがありました。



今回は家族との大切な予定がはいっていたので、週3日登校を2週間。
毎回、体験入学では登校初日から最終日までとおしで登校させていただきましたが、
今回は通学する日をこちらの都合で変更させていただきました。



親子で気づきのある体験入学にもなりました。
中学校から帰ってきた娘が、
”日本では道徳の時間が1つの授業枠になっているのがすごいよね!”
私は、そのことをあえて考えたことがなかったですが、これもオーストラリアと日本の学校生活を経験したからこそ感じえたことだとおもいました。
日本人のよい国民性は、一貫した道徳教育にあると改めて気がつかされました。



体験入学はおたがいに利益のあることだと再発見しました。
それは、娘がはなしてくれた学校でのようすから、娘のクラスメイトも
- 海外に目をむけ、関心をもつ
- 外国語に興味をもつ
ということを感じました。



微笑ましい交流秘話もありました。
英語に力をいれた高校を受験予定のクラスメイトがいたそうです。
娘がそのクラスメイトの英語面接サポートをすることができました。
体験入学の最終日、娘がクラスのみんなに感謝の気持ちなど伝えたとき、
何人かの生徒が泣いていて、担任の先生も帰りに生徒玄関まで見送りにきてくれたということでした。



日本の子どもたちや先生方のやさしさが伝わるエピソードでした。
義務教育期間さいごの体験入学としてふさわしく、親子で体験入学の本質をあらためて感じることができました。
皆さんのお子さんも、日本での体験入学をぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



